あぁ、今日も失敗続き…
何をやってもうまく行かない…
通じない…
自分が嫌いになってしまう時。ありますよね…
そんな時は、まず、焦らないで。じっくりと今に浸りましょう。
そして、ゆっくりと、次の方法を試してみて下さい。
自分が嫌いになったらどうしたらいい?~焦らずゆっくり好きになる方法4選~
ここでは、『嫌いな自分』にしっかり向き合い、焦らずゆっくり好きになっていく、4つの方法についてお話しますね。
・『嫌いな自分』を否定しない。
・完璧を求めない。
・物理的に気分転換をする。
・昔好きだったこと、少し前に楽しかったことなどを思い出してみる。
自分にじっくり向き合う
嫌いなあなたであっても、好きなあなたであっても、一生付き合うあなたであることは事実です。
だったら、この問題から目を背けるわけにはいきません。
この際、じっくり自分と向き合ってみましょう。
向き合える程の気分じゃない時は、ふて寝をしてしまっても良いです。
嫌だ―!と全部投げ出して、数時間寝てしまって良いので、起きたら必ず、紙とペンを用意して、自分と向き合いましょう。
そして、自分の嫌いな部分を1つ残らず、書き出してみましょう。
同じことを何度書いても良いし、言葉にならなくて、ぐちゃぐちゃに塗りつぶしてしまっても大丈夫。
今の心の声を全部吐き出すつもりで、紙に書いてしまいましょう。
紙に書くって、単純ですが、この場合とても有効な手段なのです。
私が今まで出会ってきた中で、『自分が嫌い』という方は、そのほとんどが、『どんなところが嫌いなの?』と聞いても、明確な答えが返ってきません。
何となく、嫌っているのです。
それで、何となく、全部がうまく行かない…悪循環。
これは、原因がはっきりしないからです。
人は『言葉』で考えますから、はっきりしないものは、『言葉』にすると、よりとらえやすくなります。
書き出す過程で、言葉にならないモヤモヤした思いを、少しづつ言葉にしていきます。
脳で理解できるようにするのです。
そうすると、面白いことに気付くはず。
そう、あなたの嫌いなあなたは…
・理解が遅いところ
⇒ 理解が早いあの人と比べたら、誰だって遅い部類に入るのです。
・料理が上手にできない
⇒ 自慢げに料理を投稿してるインスタキラキラ主婦と比べるから、
気が滅入るわけです。
・うまく人と話ができない
⇒ よく話す人と比べるから、話すのが下手だなと感じてしまうんです。
・朝起きられない
⇒ 朝起きられる人が偉いわけではありませんよ?朝は遅くても、夜静かに
作業している方だってたくさんおられますよ?
こんな風に、『自分が嫌い』と感じる時は、人と比べて自分が劣っているように感じていることが大半です。
でもそれ…他人の物差しですよね…?
あなたは、あなたの物差しで人生を歩むべきです。
人と比べて凹む時間があるくらいなら、昨日の自分と比べて、1歩でも成長することをお勧めします。
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完璧を求めない
『自分が嫌い』という方の多くは、完璧主義者であるように思います。
あれも、これも、自分でイチから全部やろうとする…
でもそれ、確実にあなたのキャパオーバーですよ…?
人それぞれに、キャパシティがあります。
キャパシティの大小は何で決まるかというと…
なんと。あなた自身の能力ではありません。
どれだけ、人の力を借りられるか?なのです。
人1人の能力なんて、たかが知れています。そして、実は人によってそんなに大差ありません。
だから、あなた1人ではできないことがたくさんあるのは当然です。
は…?と思ったあなたは、おそらく、既に『すべてを自分でやろう!』とされています。
あなたじゃなくてもできることは、どんどん周りに頼んでいけばよいのです。
これを書いている私自身も、実は3年ほど前まで、家事を全て完璧に自分1人でこなそうとしていました。
乳幼児を2人抱え、猫もいながら、実家は遠くて頼る相手もいない…
『自分1人で家をピカピカに保たねば』と思い込んでいる毎日は、それはそれは、しんどかったです…
だって、絶対にできませんから 笑
で、毎晩、取っ散らかった部屋や、ホコリの溜まったTV台を見て、うんざりし、自分で自分を嫌う負のルーティン…
そこから抜け出せたのは、勇気を出して、夫に言った一言でした。
『洗濯物たたむの、やってくれない?私ちょっと限界なんだけど』
これが言えなかったらきっと、今でも、辛い毎日を過ごしていただろうな、と思います。
勇気を持って言った一言から、徐々に夫婦で家事を分担するようになり、今では随分と楽な毎日になりました。
小4になる息子は、『ママさぁ。実は料理苦手でしょ』と言いながら、時間がある時は、夫の好物のサラダを作ってくれます 笑
私自身が、実は台所に立つのが苦手だということを、思い切って家族に晒したことで、家族が『しゃーないな』、と手を差し伸べてくれるようになったのです。
人は、不完全です。
でも、だからこそ助け合えるのです。
自分が『できない』ことを認め、素直に人に頼んでみて下さい。
絶対に、誰かがその手を握ってくれます。
あなたがつぶれてしまう前に、誰かに助けを求めてください。
申し訳ないとか、そんなこと思う必要はありません。
いつかあなたが、助けを求めている誰かを見つけた時、その手を握ってあげれば良いのですから。
気分転換をする(散歩、外の空気)
これは物理的に視野を広げる方法です。
上記の2つの方法が、どちらも最終的には『視野を広げる』ことに気付かれたでしょうか?
『嫌いな自分に向き合う』ということも、『できない自分を認める』ということも、少し視野を広げて、自分以外の周りに目を向けることで、自分を俯瞰する方法なんですね。
でも、それが今すぐにはどうしてもできない時も多々あります。
そういった時は、物理的に場所を変え、一時的に目に入る景色をがらりと変えることをオススメします。
目に見えるものだけでなく、耳に届く音、肌で感じるものなど、五感で感じるものを変えることで、今まで自分がいた環境が、いかに狭く、閉ざされた世界であったことに気付くはず。
よく、広い海を見ると、悩んでいたことがどうでも良くなったとか、ちっぽけな自分を笑い飛ばせた、なんて話を聞きませんか?
あれは、五感で感じるものを一時的にガラリと変えることで、自分自身を少し離れたところから見た瞬間に気付くことなのです。
あなたにも、今すぐできることですよ。
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昔好きだったことを思い出してみる
自分が嫌い…と感じている時は、何をやっても、何に触れても、楽しくない、好きになれない、と感じてしまいがちです。
では、以前自分が好きだなぁと思ったこと、楽しいなと感じたもの等を、記憶の中から引っ張り出してみましょう。
何でも良いですよ、好きな洋服でも、映画でも、食べ物でも、絵でも。
あなたの『好き』の深堀りをするのです。
好きという気持ちも、漠然としていてはっきりしないことが多いですが、深堀してみると、その雰囲気が好きなのか、色が好きなのか、声が好きなのか、『本当は何が好きなのか?』に気付くと思うのです。
これも、ノートとペンを用意して、書いてみると良いですよ。
そうすることで、自分が何にが好きで、何に喜び、何が嬉しいと感じるのか、をきちんと理解することが出来ます。
そして、『好き』の気持ちを思い出せば、あとは簡単です。
自分の中で、少しでも『好き』と思えるところはないか、考えてみるのです。
眉毛の形でもヨシ、髪の癖でもヨシ。
今の自分に無ければ、好きなものを身に着けるのもアリです。
好きな洋服を着る、好きな色のペンを持つ、好きな色のスマホケースに変える…
少しづつ、あなたの周りを、あなたの『好き』で満たしていきましょう。
そうすることで、『好き』に囲まれたあなたが、いつのまにか嫌いではなくなっていることに気付きますよ。
あなたが、あなたという存在のありのままを受け入れ、気持ちよく生きられることを心より祈っています。
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