え!もうこんな時間?!ここまでしかできてないのに!!
もうお迎え行かなきゃいけないのに…あぁ今日も終わらなかった…
はぁぁぁ、時間が無い…!!
この記事を開いたあなたは、常に時間に追われ、『時間が欲しい!!』と切望されているかもしれませんね。
時間は命(生きている間)です。物理的に増やすことはできません。
が、時間の使い方を変えれば、確実に人生が変わります。
この記事では、家事も仕事も、サクサク終わる、子育て中でもできる時間の有効活用法についてご紹介します。参考にしてみて下さいね。
主婦が時間をうまく有効に使う方法とは?
ここでは、ちょっとしたスケジュール帳に使い方と、そこで把握した時間の使い方について説明しますね。
スケジュール帳を有効活用しよう⇒有限な時間を見える化する
頭の中を予定でいっぱいにせず、スケジュール帳に書き写すことで、頭の中を整理しましょう。
ここでは、2ステップで解説します。
①スケジュール帳には、予定ではなく、まず今日の出来事(過ごし方)を記入してみましょう。
今日の動きを全て、事細かに全部書き出してみるのです。
朝起きて、水を一杯飲んだ時間から、ストレッチした時間、家じゅうの窓を開けた時間、朝ごはんを作っていた時間、子供を起すのにかかった時間、洗い物をしていた時間、洗濯を干していた時間、一息ついてテレビを見ていた時間…
お迎えにかかった時間、途中立ち寄ったスーパーで夕方の買い物をしていた時間、買ってきたものを冷蔵庫に入れていた時間、献立を迷っていた時間、晩御飯を作っていた時間…
もう、1日のありとあらゆる時間を、事細かに思い浮かべながら、スケジュール帳に書き、見える化しましょう。
…超絶面倒くさいですよね…
これ、仕事の日1日、休みの日1日、で良いですから、やってみて下さい。
まず、あなたの現在の時間の使い方を知りましょう。
自分の現在の時間の使い方を把握すらしていないのに、時間の有効活用もくそもありませんよね。
また、もしかしたら、これだけで有効利用できる時間が、もっとあることに気付く方も、いらっしゃるかもしれません。
②スケジュール帳に、これからの予定を記入してみましょう。
あなたの現在の時間の使い方を把握したら、次に、これから過ごす時間の使い方を記入してみましょう。
面倒ですが、これも、事細かに全て、書き出します。
それこそ、今日1日の過ごし方を記入したときと同じくらい、事細かに書くのです。
ただし、これは、『理想を書く』のではありません。
子育て中は、絶対に、間違いなく、不測の事態は起こります。
だから、記載した通りに1日が運ばなかったとしても、凹んだりする必要はありません。そういった目的ではないことだけは、念頭に置いておきましょう。
では、何のために書くのでしょうか??
それは頭の中をクリアにするためです。
心が忙しい人は、予定を頭で覚えている傾向にあります。
頭の中が、覚えている予定でいっぱいなのです。
よく、こういう方、いませんか?
『来月、妹が結婚するの。だから今月何かと忙しいんだよね』
『来週までに子供の雑巾縫わなくちゃいけなくて』
とか。
妹さんの結婚に費やす時間は、衣装選びの1時間程と、親戚への挨拶等2時間ほど、それに結婚式本番の1日です。
それなのに、その人は1か月間『忙しい』わけです。
子どもの雑巾を縫うのにかかる時間は、せいぜい2時間程度。
でも、その人は1週間ずーっと『忙しい』わけです。
これ、頭の中が忙しいだけなんですね。
実際にはそんなに忙しいわけではなくて、有効活用できる時間はもっとたくさんあるわけです。
でも、頭の中から妹の結婚式と子供の雑巾が離れないから、他のことにも手を付けられない程、ずーっと忙しいと”思って”しまっている。
一旦、忙しいと思う原因をスケジュール帳に書き出すことで、頭の中から追い出しましょう。
冷静に、自分の使える時間を見てみて下さい。
意外と、思ったよりも自由に使える時間があるかもしれませんよ。
今日やることの優先順位を決めよう⇒未来を見据えた時間の使い方を覚える
よく、こんな風な区分けを見たことがありませんか??
前章で、スケジュール帳を有効活用しようということを言いましたが、今度は、スケジュールに記入した『今日やること』を、4つのグループに分けてみて下さい。
・重要でも、緊急でもないこと
・緊急だけど、重要じゃないこと
・緊急かつ、重要なこと
・重要だけど、緊急じゃないこと
ちょっと、わかりやすい順番に、説明していきますね。
重要でも緊急でもないこと⇒やらない選択を。
もう、お分かりかと思いますが、ここに分類されることは、究極やらなくても良いことです。
でも、スケジュール帳で見える化すると、意外にここに分類されることに、1日のうちの多くの時間を費やして過ごしていることに気付かれた方も多いのではないでしょうか…?
そういった方は、ここに分類されることに費やす時間を省くだけでも、随分時間ができるのではないでしょうか。
本当に時間を有効利用したいのなら、ここに分類されることは、さっさと捨ててしまいましょう。
緊急だけど、重要じゃないこと⇒人に頼む&効率化する策を考えよう。
恐らく主婦の場合…ここに分類されることで1日終わってしまう、なんてことも多いのではないでしょうか?
そう。特に小さなお子さんの子育て中は、『目の前に繰り広げられる予想外の出来事』の処理の、多いこと多いこと…
やっとご飯の片づけが終わったと思ったら、もうあっちでトイレを汚してる、トイレのお掃除が終わったと思ったら今度は勝手にお財布を開けて小銭をばらまいていた…等といった風に。
で、いちいちそれに反応し、その都度、完璧に対応しているから、ものすごく忙しい毎日に思える。
でもその時間は、残念ながら、何も生み出しません。
思考停止で目の前の出来事に反応しているだけなので、思考力もつかなければ、未来のためになる時間にすらなりません。
だけど、物理的にいろんなことを細々とやっているから、何となく充実した毎日に思えるし、何と言っても子供の寝顔を見ると満足感が溢れる…
この、一見充実したように見えるループを繰り返していると、恐ろしいことに時間は永遠に有効活用できません。
おそらく、一生、時間の無い人生が続きます。
子どもが成長し、ある程度手がかからなくなっても、なぜだか忙しいまま…
なぜだか時間の無い毎日を過ごしている…
3年程前の私と同じ状況に陥ります 笑
自分の時間を確保するためには、ここに費やされる時間を減らさねばなりません。
可能な限り、人を頼りましょう。
そしてそれにも様々な理由で限界がある場合...次の、『緊急かつ重要なこと』に、残りの時間をまず費やしましょう。ちょっと、頭を使います。
緊急かつ、重要なこと⇒現状打破のために頭を使おう。
『緊急だけど、重要ではないこと』に費やしている時間が多い方は、それを少なくするための策を考えること、それこそが、『緊急かつ重要なこと』です。
『緊急だけど重要じゃないこと』ばかりに追われている現在の自分の状況を、変えるために何ができるか?
これを考える時間を、まず取ってください。
例えば…
子育てに関することで言えば、目の前の出来事には、できるだけ『予想してまとめて反応』できないか?を考えてみるのです。
子どもは汚すもの、散らかすものですから、ある程度割り切って、
・触られて困るものは手の届くところに置かない
・部屋の片づけは子供が寝てからやる
・夏場はパンイチでご飯を食べさせる
・子供のご飯の席の下にレジャーシートを敷いておく
など、最低限の予想と対策を立て、ルール化しておくだけでも、随分と楽になります。
目の前の出来事に反応するだけではなく、より良くなるために『思考』する時間を作ってください。
1日のうち、5分でも10分でも良いので、まずそこに思考を使ってください。
全て、有限で大切なあなたの時間を有効活用するためなのです。
重要だけど、緊急じゃないこと⇒未来を見据えて今を過ごす。
そして、ある程度、時間に余裕が出てきたら…
本来、ここに時間を費やすべきなのです。
実は、後々大きくあなたの人生を変えるのは、この、『重要だけど、緊急じゃないこと』に費やす時間です。未来のための時間なのです。
例えば、子供の学費は、子供が小さいうちはそこまで必要じゃないけれど、将来的には絶対必要になってきます。医者になりたいとか言い出すかもしれません。
・だったら、それをどんな風に稼いでいくのか。
・今、自分が世の中に提供できる価値は何なのか。
・今の仕事をつづけながら、他にどんなことで価値提供ができそうか。
そんなことを、夫婦で真剣に考えたり。
そのためのスキルをつける時間に充てたり。
現在、習い事などもほとんどがオンラインで可能なため、インターネット環境をもっと快適なものに整えたり、スマホプランを見直したり。
得たい知識に関する本を読んだり、有益な音声配信を聞いたりするのも1つです。
実は、この『重要だけど緊急ではないこと』に真剣に時間を費やしていくと…
重要度に関わらず、緊急なことが、減ってきます。
いざその時になってから、慌てて必死で子供の学費を稼ぐために副業を始めたり、そのためのスキルアップをしたり、インターネット環境を整えたりする必要がなくなりますから。
なので、より良い未来を見据えてより良い今を作っていくことが出来るのです。
本気で『人生の時間』を有効活用したい方は、ここに費やす時間をぜひ、設けてください。
私がこの記事を書かせて頂いているのも、実はここ数年、将来自分がどういった分野で活躍できるか?また自分の本業をもっと効率よくするために何をするべきか?を見据え、本業以外にもライティングスキルを磨いてきたから、できたことなのです。
あなたが、時間をうまく有効活用し、よりよい未来に向けて、気持ちの良い毎日を過ごせることを心より祈っています。
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