あぁ、今日も結局言えなかった。
もっと言いたいことポンポン言えたらいいのにな…
あの人はいいよね、自由で。
なんてことをよく思われる方は、これまで、我慢する場面が多かったのかもしれません。
羨ましいですよね…あなたがいつもしてる『我慢』とは程遠そうなあの人が…
今回は、我慢ばかりしてしまう人の特徴と、その対処法をご紹介します。
これは、『我慢とは程遠いあの人』のような、自由な人生を勝ち取る秘訣です。
我慢ばかりしてしまう人の3つの特徴
まずは、我慢ばかりしてしまう人の特徴を、3つご紹介します。
もし…ハッとすることがあれば…
あなたも、我慢しやすい人かもしれません。
自分の優先度が低い…自分の意思がわからない
我慢ばかりしてしまう人の特徴として、自分の優先度が低い、というものが挙げられます。
本当は自分はどうしたいのか?それがわかっていなければ、自分よりも人を優先させてしまいます。
それは、時としてとても優しく仲間想いのようにも見えます。
が、ことが済んだ後から、なんだかモヤモヤしたり、あの時こう言えてればよかったのかな?等と、タラ・レバ を考えてはイライラ、むしゃくしゃしてしまう…
これ、実は私、高校生の頃、しょっちゅうありました。
今ならよくわかりますが、当時の私は、自分がどうしたいのかが、とっさにはわからなかったんですよね。
だから、ポンポンと意見の出てくる他人を優先してしまう…
最初は、自分を蔑ろにしているつもりも、我慢しているつもりも、ないんです。
が、後から『あの場はあぁ言えば良かった』などと気づくんです。
その時点で、自分の意見を言えればまだ良いですが、ことが終わった後では、もう遅いんですよね。
当時の私は、そのモヤモヤをどこにも出すところがなく、ずっとずっと閉じ込めていました。
これは、非常にストレスが溜まります…
もはや、精神衛生上、危険です。
こんなことが続かないためにも、普段から、自分と向き合い慣れておくことが大切になります。
これに関しては、次章でご紹介いたしますが、決して難しくはないですよ。
断れない…実は嫌われたくない
頼られると断れない人。
こういった人は、実はとても真面目です。
また、頼られたことに応えねばならないという、責任感の強さも持ち合わせています。
ですから、自分自身が我慢することよりも、他人の期待に応えることを優先してしまうのです。
最初のうちは、応えられた喜びの方が大きく感じますし、充実感のある毎日のように思われるかもしれません。
ですが、これは何かあなたの大切なものを犠牲にし、我慢の上に成り立つ喜びですので、何度も続くと、心が疲弊してしまいます。
こういった人の心の奥底にあるのは、実は『嫌われたくない』という気持ちです。
・嫌われたくないから、頼られると嬉しい。
・嫌われたくないから、期待に応えたい。
・嫌われたくないから、我慢してしまう…
もうそろそろ、この思考、辞めましょうか。
誰も、我慢を強いてまで、あなたにやってもらいたいわけではないのです。
貢献願望が強い…実は見返りを求めている
貢献願望と我慢は、正反対に位置するように思えますが、実は紙一重の位置に存在しています。
○○してあげるよ!と、気持ちよくやってあげたは良いものの。
何だか後から、モヤモヤする。
『やってあげたのに…』感がじわじわ、湧き上がってくる…
こんな経験、あなたにも1度くらい、ありませんか?
大丈夫です、私にもあります。たくさん 笑。
これ、あなたが何かを我慢して、相手を優先させてしまった結果なのですよ。
本当に、ただ『やってあげたい』だけの場合、してあげたことすら、忘れてしまうくらいの間隔なのです。
そこには、我慢なんて1ミリすらなく、例えば、雨が降ってきたから傘をさした、とか、そのくらいの間隔なのです。
そう、当たり前な感覚です。
そこに、1ミリでも自分の『我慢』が入ってしまうと、絶対に後から、『してあげたんだから、有難うくらい言ってよ』的な気持ちがわいてきます。
そういった種類の貢献は、する側、される側とも良い関係は絶対に築けませんから、本来はしない方がましです。
我慢ばかりしてしまう人の対処法
前章では、我慢ばかりしてしまう人の特徴を大まかに3つ見てきました。
それらを踏まえて、ここでは、その対処法をご紹介いたします。
固定概念を捨てよう~あなたが我慢しても誰も喜びません
我慢は美徳なのでしょうか…?
いいえ。そんな時代は終わりました。
あなたが我慢をし続けても、誰も喜びません。もちろん、あなたの心も。
我慢は、ストレスをため込みます。
心が疲れてしまいます。
老化します。
まず、『我慢しなければならない』という思い込みを捨てましょう。
むしろ、我慢しなくて済む工夫を、真剣に考えましょう。
人は、その一挙手一投足、全てに、あなたの内面(気持ち)が反映されます。
あなたが関わる全てに、その内面(気持ち)は伝わります。
あなたがどこかで我慢をしていたら、それは…
今朝『おはよう』を交わした家族、友人に、納品した仕事に、支払ったお金に…もうかかわったすべてに、その我慢が乗っかります。
・我慢が乗っかった『おはよう』を、受け取りたいですか?
・我慢が乗っかった成果物を、受け取りたいですか?
・我慢が乗っかったお金を、受け取りたいですか?
あなたの周りの、大切な人たちへの影響を考えてみて下さい。
あなたが我慢することなんて、だれも望んでいません。
自分と向き合おう~自分がどうしたいのかを知る
普段から、自分と向き合う時間を少しでも取る習慣がある方は、自分が何が好きで、何が嫌いで、何を求め、何を望んでいるのか、を、ある程度、自分で理解しています。
ですから、とっさに選択を求められたとき、迷わなくて済むのです。
最も簡単な方法は、毎日寝る前か起きた後の5分程度で良いので、ノートとペンを準備して、自分のやりたいことや、欲しいものなどを、ツラツラと書き綴ってみることです。
誰にも見せませんから、箇条書きや単語で十分です。
・キャバクラで豪遊したい
・楽して稼ぎたい
・モテたい
とかでも良いのです。もう欲望のまま書いてしまいましょう。
ついでに、やりたくないこと、全力で拒否したいことなども、書きましょう。
地味な方法ではありますが、繰り返し書いていると、自分が何を好み、何を嫌うのか、自分の傾向が見えてきます。
自分のことをある程度分かっておくと、とっさの選択を迷わなくて済みますし、自分の意見がスッと出てくる人になります。
人に譲って我慢することが減ります。
我慢ばかりしてしまう人まとめ
どんなに善人でも万人から好かれるのは不可能です。
太陽をもう1個作るとか、そういったレベルで不可能です。
人には多様性がありますから、好き、嫌いは好みの問題であり、一概に統一することはできません。
また、統一することに意味もありません。
あなたが好きという人がいるのもヨシ、あなたが嫌いという人がいるのも、またヨシ、なのです。明らかに不可能とわかっていることにトライするのって、相当タフでないとできません。
そんなことよりも、あなた自身の今持てる魅力を磨く方が、あなたはよほど輝けます。あなたがやりたいことを、勇気を持ってやってみましょう。
大丈夫です。その程度で離れていくような相手は、あなたの生涯の友人に等なり得ません。むしろ、あなたがあなたで居ることを貫き通し、それでも寄り添ってくれる人を、大切にしましょう。
その方が、よほど、あなたにとって生きやすい環境になります。
あなたが、必要以上の我慢を強いられることなく、ありのままで、自由に、大らかに生きていけることを、心より祈っています。
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