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あがり症は克服方法とは?あがり症の3つの原因と対処方法を紹介

大勢の人の前で話すときや初対面の人と話すときなど、

緊張して頭が真っ白になったり、何を話そうか忘れてしまったり、
手や声が震えたり、冷や汗をかいたりなど本来の力を発揮できなかったことはありませんか?

一生懸命伝えようとしているのに、あがり症が出てしまって、伝えたいことが伝えられないのは悲しいですよね。

緊張しないようにとは思っているけどいつもあがってしまい、どうしたらいいのか分からないと悩んでいる方が多いのではないでしょうか。

確かに何か特別なことをしようとすると、みんなあがってしまします。

あがり症なのはもともとの性格だから?

確かにあがりやすいのは性格が関わってくることもありますが、心掛けや行動次第では克服できるものなのです。

今回はあがり症について理解しながら、誰でもできる克服方法をご紹介します。

 

目次

あがり症とはなに?

あがり症

あがり症とは、人前に出たときに特に身体に悪いところがないにも関わらず、緊張して身体的、精神的な症状が出てしまい、本来持っている力を発揮しにくくなることを言います。

「失敗したくない」、「恥をかきたくない」など自己防衛本能の一つでもあります。

日常生活であがり症の症状が出てしまうシーンは、

・人前で緊張して思うように話せない
・人が多く集まる会食やパーティー
・初対面の人と会話をするとき
・就職活動での面接
・電話をかける、電話がかかってくるとき

などです。

あがり症の症状が出てしまうと、

・声が震える
・冷や汗が出てくる
・頭が真っ白になり、顔が赤面する
・動悸がする

などの症状が出てきます。

 

あがり症の3つの原因

あがり症の人 不安

あがり症は遺伝的要素や生まれつきの要素が強いのではないかと言われていますが、それらが必ずしも決定的要素ではありません。

もちろん、人によってあがり症になりやすい性格やなりにくい性格はありますが、原因は他にあると言えます。

過去の経験によるトラウマ

あがり症の原因の多くは過去の経験で失敗したり、恥をかいたりしたことによるものと言われています。

失敗や恥をかいたことで嫌な思いをしてしまい、それが強く自分の心に残ってしまうことで、同じ経験をするのが怖くなり、避けるようになってしまいます。

「また同じ失敗をしたくない」、「恥をかいて、周りに笑われたくない」などといった自己防衛の気持ちが強くなり、同じような場面から逃げてしまう傾向が強くなります。

避けることによって、場数を踏むことが少なくなり、より緊張したり不安になったりしやすくなってしまうのです。

 

精神的なストレスがかかる

あがり症は仕事や学校で出てくることが多いです。

例えば、仕事では上司や後輩と直接接する場面です。上司や後輩と接するときは、その時の自分の対応一つで仕事の評価に結びついてしまうプレッシャーがあるため、気を抜くことが難しいです。

そのようなときに、「よくみせたい」と過度に思ってしまいやすくなり、それが緊張につながってしまうのです。

また、学校生活では先生や生徒の前で発言するときや何か行動するときにプレッシャーを感じやすくなります。これも、「みんなの前で失敗したら嫌だな」と考えてしまうからです。

 

準備不足

人の前で何かをするときやどうしても失敗できない場面を迎えるときなどは、事前に準備することが大切です。

何事も準備や練習をせずに、いきなり本番を迎えるのは誰でも緊張してしまいますし、失敗にもつながりかねません。

いくら練習しても緊張したり不安になったりするものですが、準備や練習をしないより

「やってきた!」安心感をもって、取り組むことができるはずです。

ここで大切なのは「いかに本番に近い想定で練習や準備ができるか」です。
本番を想定することで、より不安を少なくできるでしょう。

 

あがり症の人の3つの特徴

以下に挙げる3つの特徴を持っていること自体は悪いことではありません。3つの特徴を過剰にもちすぎているとあがり症になりやすくなるので注意が必要です。

では、3つの特徴を挙げます。

 

自意識過剰

緊張する人

自分は人から見られているという意識が強いタイプです。自分に意識を向けること自体は悪いことではありませんが、向きすぎると他人からの目線が気になってしまい、人前に出るとあがりやすくなります。

 

自分をよくみせたい

いいところをみせたい人

「人の前ではいいところをみせたい」、「人前で恥をかきたくない」という意識が強いタイプです。この意識が強すぎると必要以上に緊張しやすくなります。

このタイプの人は、人に弱みを見せることが苦手なタイプかもしれませんね。

「いいところをみせよう」と自分のネガティブな部分を抑え込まずに、誰かに相談することで緊張が和らぐことがあります。もし、身近に誰かに緊張や不安を打ち明けられる人がいれば、あがり症を克服できる可能性が高くなります。

 

緊張する場面から逃げる

現実逃避

どうやって人前で話せるか?と考える前に、「どうしたら人前での会話を避けられるか?」を考えるクセがあるタイプです。

逃げるクセがついてしまうと、だんだんと行動することが怖くなっていき、緊張することも恐れてしまいます。

でも、大変な場面に向き合うことって、怖いですよね。さらに、今まで避けてきたことに今更向き合うのってなかなか辛いですね。

しかし、避けたままでは自己否定につながり、自信がつかないままになってしまいます。

失敗しても次に生かそうという気持ちで、少しでも物事に向き合えるといいかもしれません。

 

これであがり症の克服!5つの方法

あがり症

目の前のことに集中する

人前で話すときに「緊張せずに話さないと」という意識が強いければ強いほど、あがってしまいます。

「自分はみんなにみられているな」と考えてしまうのも緊張を助長させます。
このような状態は、今その瞬間に集中できていない状態ともいえます。

それではなく、「自分がみんなに向けて伝えるので聞いてください」という意識をもつことです。

とはいってもあがってしまうのは当然です。

まずは自分が人前で今話す目的を考えるといいでしょう。

今自分が話すのは、「人にお祝いの気持ちを伝えるため」「みんなに効率よく仕事をしてもらうための情報を伝えるため」など話すのは目的があります。

その目的や内容を振り返り、伝えることに集中するのです。

緊張して、上手く話せなくても構いません。

大切なのは「あがらないようにすること」ではなく、「自分の思いや考えを相手に伝えること」なのです。

 

本番に近い状態で練習をする

例えば人前で話すときにあがる場合。

準備や練習をすることは、あがり症の症状を和らげるためには重要なことです。
あがり症な人は、慎重な反面、緊張を感じやすいため、本番を想定して自分が納得するまで
練習ができれば安心感を感じやすくなります。

「ここまで練習してきたんだから大丈夫」と思えるまで準備ができれば最高ですね。

 

まずは1対1のコミュニケーションになれる

あがり症の人が人と話をするとき、大勢・少人数に関わらず「上手く話そう」という気持ちが強いのではないでしょうか。

上手く話そうと意識をすると余計に緊張してしまい、上手く話せないことが怖いから、自分からコミュニケーションをとることに消極的になりがちです。

話すことは、自分から主体的に行動することの一つの手段でもあります。

まずは1対1からでも構わないので、自分から積極的にコミュニケーションをとることを
意識してみるといいです。

自分から挨拶をする、挨拶の後に一言添える、席が近くになった人には自分から話しかけるなど、小さなことから始められるといいですね。

続ければ自信がついて、あがり症の克服につながるでしょう。

 

緊張は誰でもするものと言い聞かせる

あがり症の人は、「緊張しているのは自分だけ」と思っていませんか?

確かに本番を迎えて緊張するかもしれませんが、緊張しているのは自分だけではありません。どんなにプロの人でも、どんなに偉い人でも外見からはわかりにくいかもしれませんが、多少の緊張はしているそうです。

緊張は自然な反応なのです。

みんな緊張しながら挑戦しています。

自分だけと考え、自分にプレッシャーをかけるのではなく、みんなも自分と同じで緊張していると考え、受け入れる意識をもつだけでも、安心感が出てくるでしょう。

 

自分が見られているという思い込みをなくす

あがり症の人は「自分は人から注目されている」という意識が強い傾向があります。この意識が強いと、人がいるところに行くだけで緊張して疲れてしまいますね。

さて、ここで考えてみてほしいのですが、

「あなたは今日、街やお店を歩いてすれ違った人をどれぐれい覚えていますか?」

おそらく多くの人がすれ違った人をほとんど覚えていないでしょう。

朝礼の話や結婚式のスピーチなども話の全てを覚えているわけではないと思います。きっとインパクトのあることでなければ記憶に残らないですよね。

このように一度、相手の立場に立ち、物事を俯瞰してみてみることで、
過剰に気を遣うことが減り、緊張することがなくなります。

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まとめ

一生懸命やったことなのに、あがり症なために緊張して力が出し切れないのは辛いですよね。あがり症は原因を知り、対策をしていくことで誰でも克服することができます。

自分を抑え込むのではなく、自分自身を出していくことが大切です。
ぜひ今回紹介した克服方法を試していただき、あがり症を克服し、充実した生活を送ることができるといいですね。

 

 

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