嫌われる勇気を持とう。
嫌われることを恐れるな。
嫌われてこそ一流…
今の世の中、そんな言葉があちこちで飛び交っています。本屋の店頭でも、ネットでも。
…そうは言ってもなぁ…と、思わず視線が足元に行っちゃうあなた。
その、言葉にできない気持ち、ちょっと深堀りして、嫌われる心配のない未来を描いてみませんか?
今回は、『嫌われたくない』気持ちの裏側に、どんな心理があるのか?を明確にし、あなたらしく、のびのびと生きる方法をご紹介します。
嫌われたくない人の3つの心理
『嫌われたくない』と思う人の気持ちの裏側には、たくさんの心理が隠れています。
ここでは、大まかに3つご紹介します。
自信のない自分を守りたい
人に嫌われたくない人は、自分が大切な人です。でも、自信がない。
そんな大切な自分が、人から嫌われて、傷つく姿は見たくない。
さらに自信を無くすような事態には陥りたくない…
だから、嫌われたくないのです。
『自分が大切』という言葉は、人によっては『自分勝手』や『自己中心的』の類義語のようにとらえる方もいるかもしれませんが、決して悪いことではありません。
なぜなら、自分を大切にできな人に、人を大切にすることなどできないからです。
ですから、人として生きていく上で、自分を大切にすることは、非常に重要で、なくてはならないものです。
ですから、こういった人は、正しい自信さえ持てば、最強なんです。恐れなくて良いのです。
ここに居ていいよ、と言ってほしい
嫌われたくない人は、『私はここに居ていいの?』という問いの答えを、人に求めています。
そして、言ってほしい答えは、『いいよ!』の一択 笑。
自分の存在価値を、他人に認めてもらいたいという気持ちは、誰しもが持っています。
もちろん、私にもあります。
が、自分の存在価値にOKサインを出すのは、まず一番に、自分であるべきなんです。
それが出来ていない段階で、他人に求めてしまうと、ただの『重たい人』になってしまいます。
ですから、まず自分で自分の存在にOKサインを出してあげること、これが解決の鍵になります。
1人になるのが怖い
嫌われたくない人は、1人になるのを恐れています。
それは、1人=孤独、そして孤独には…
・孤独=つらい
・孤独=寂しい
・孤独=みじめ
…といった、強烈な負の概念があるからです。
これまでに、1人にされて寂しかったり、つらかったり、みじめに思うような経験をされたことがあるのかもしれません。
こういった人は、孤独に対する固定概念さえ覆してしまえば、嫌われることを恐れる必要がなくなります。
嫌われることを恐れず、のびのび生きる方法3選
前章では、嫌われたくない人の心理をご紹介しましたが、どれに当てはまる方も、どこか窮屈な生き方をされていますよね。
嫌われる心配などせず、のびのびと、あなたらしく生きる方法を3つ、ご紹介します。
正しい自信をつけよう
自信とは、色んな経験を経て、後からつくものではあります。
が…
その経験をするに至った経緯で、
・その時、最善の道を、自分で選択したという自覚
・その時、できる限りのことを、自分はしたという自覚
が無ければ、どんな経験を経ても、正しい自信はつきません。
では、この自覚をするに至り、最も基本となることは何かというと、自分を自分で認めているか?ということなのです。
これは次章でもう少し詳しく紹介しますね。
自分の存在価値は、まず自分で認めよう
あなたの存在価値…あなたがここに居ていいかどうかは、まず自分自信できめることです。
存在価値を認めるということは、ここに居る許可をおろし、大切にするということです。
あなたが大切にしていない人を、他人に大切にしてもらおうと思っても、それは無理です。
明らかに大切にされていそうな人形と、明らかにぞんざいに扱われていそうな人形とがあったら、あなたはどちらを大切にしますか?
誰かが大切にしているものを、同じように大切にするのは簡単です。
でも、残酷なことに、誰からも大切にされていないものを大切にするのは、ちょっと勇気が要るのです。
ですから、人から大切にされたければ、まず自分で自分を大切にしましょう。
自分の存在価値を、自分で認めましょう。
あなたは、ここに居ていいんですよ、と、自分で自分に言い聞かせる、ただそれだけで良いのです。
自分で自分の存在価値を認められれば、人からの評価はそんなに気にならなくなります。嫌われることなど、恐くなくなりますよ。
孤独を楽しむ余裕を持とう
孤独という言葉に、良いイメージを持つ人はあまり多くはありません。
・身寄りがない
・理解者がいない
・独りぼっち…
などと言われると、確かに寂しいな、辛そうだな、と感じてしまいますよね。
ですが、言い換えれば、実は、孤独というのは、『向き合う相手が自分のみ』、ということなのです。
これって、見方を変えると、至高の贅沢なのです。
人生で最も大切な、自分自身を堪能する時間ですから。
私自身も含め、現代人は、自分以外の人や出来事に、意識を向ける時間がとても長いです。
それは、社会で生きていく上では必要不可欠なことではあります。
が、自分以外の人や出来事に意識を向ける時間が長すぎて、もはや自分がどうしたいのか?どう在りたいのか?それすら忘れてしまっている人が多いのも、事実です。
孤独な時間は、自分に意識を向ける時間です。
あなたの人生は誰のものですか?あなたのものですよね?
あなたが、あなた自身に意識を向けずして、望む人生が手に入るわけがありません。
自分が何が好きで、何が嫌いで。
どうしたくて、どうありたいのか。
カフェや自然の中等、大好きな場所で、好きな音楽を聞きながら、好きなものを飲みながら、ゆったりと、あなた自身に向き合ってみましょう。
孤独って、とっても素敵で素晴らしい時間なのです。そして、それが腑に落ちればもう、嫌われることなど恐くないですよね。
あなたが、あなたらしく。のびのびと生きられることを、心より祈っています。
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