あぁ、必要以上に子供を叱ってしまった…
あぁ、必要以上に夫に不機嫌な態度をとってしまった…
そんな時、心の底から思いませんか?
…あぁ、心に余裕が欲しい…!! と。
心に余裕があれば、多少のことは許せます。子供の粗相や、夫の不機嫌な態度も、何食わぬ顔でサラリとかわすことが出来るようになります。
この記事では、心に余裕を作るための、今すぐできる、超簡単な5つの習慣をご紹介しますね。
心の余裕の作り方~今すぐできる5つの習慣~
今すぐできる習慣は、この5つです。
・いつもより30分早起きする。
・ホット一息つく時間を意図的に取る。
・定期的に自然に触れる、見る時間を作る。
・いつも持ち歩くものをお気に入りのものにする。
・運動習慣をつける。
【いつもより30分早起きする】時間の余裕が心の余裕につながる
心に余裕が無い人の特徴として、いつも『時間に追われている』と言うことが挙げられます。
時間に追われているなら、時間を確保すればよいのです。いつもより30分早起きする、それだけでも随分変わります。
ただし、この場合の大切な注意点は、睡眠時間を削らない、と言うことです。
睡眠不足は、体調不良や慢性的なイライラを引き起こし、さらに心の余裕を奪ってしまいます。なので、30分起きる時間を早めたら、寝る時間も30分早めてください。
え…時間の確保になってないやん?
はい、その通りですね。
でも、朝起きてすぐの30分を確保するだけで、確実に時間に余裕が出るのは、実はきちんとした理由があるのです。
朝にその日忘れてはならないことを確認したり、メモを書いたり、先に済ませてしまうことができるだけで、随分1日に余裕ができます。いわば、1日の予習をすることになるのです。
予習した後の学習って、ぶっつけ本番の学習よりも、断然スラスラ進みますよね?
それと同じで、1日がスラスラうまく行くようになります。
寝る時間が30分早まったところで、時間に余裕が無いどころか、時間が余って、寝る前に軽くセルフマッサージできるくらいになるかもしれませんよ。
定期的な休憩時間は心の余裕につながる
1日の中に、必ず定期的にホッと一息つく時間を取りましょう。
例えば、9時から仕事を始めたら、10時~10時15分は休憩する、といった風に。
人の集中力はそう長くは持ちません。せいぜい、45分、小学校の授業が良い所です。
集中力が切れてからもダラダラと同じタスクを続けていると、結局は生産性が下がってしまい、30分でできるはずのものが、1時間、2時間、と必要以上に時間がかかってしまいます。
それが1日の時間を圧迫し、心の余裕を奪うことにつながります。
なので、定期的に休憩を取る癖をつけ、全体としての生産性を上げ、時間を効率的に使える人になりましょう。
休憩には、お気に入りの珈琲や紅茶と、ちょっとしたスイーツなどを用意し、目でも舌でも、鼻でも、思い切り楽しみましょう。
短い時間の中で満足感が生れ、それがまた、心の余裕を生み出してくれますよ。
【自然に触れる、見る】豊かな景色は心の余裕につながる
森や湖、川や海、広い田園など、豊かな景色を見て、嫌な気持ちになる人はあまりいないと思います。
ほとんどの方が、『気持ちが良い』『清々しい』などと感じるのではないでしょうか。
豊かな景色は、心の豊かさを生み、心の余裕を作ってくれます。
人は元々、自然から生まれていますから、心のふるさとに戻るような感じでしょうか。
実際、コルチゾールというストレスホルモン(脳内分泌物質)の量について調べた研究では、多くの緑や自然に囲まれて生活している人の方が、緑少ない都市部で生活する人よりコルチゾールレベルが低くなることが確認されています。
(ストレスレベルが高くなると、コルチゾールレベルは上がります)
ストレスが減る、それはそのまま心の余裕につながりますよね。
神社仏閣などを訪れるのもオススメです。そういった場所には、木や水など、自然が多いですし、日常とはちょっと違った神聖な気分になれます。
日常のストレスからほんの少し解放された空間に身を置くだけで、随分と心に余裕が生れます。
そこまでの時間が無い方は、空を見上げることをお勧めします。
空は、いつ、どんな時でも、あなたのそばに寄り添ってくれる、最も身近な自然です。
雨でも曇りでも、夜でも昼でも、いつだってあなたを包んでくれている自然があることを思い出すだけでも、少し、心に余裕が生れませんか?
【持ち歩くものをお気に入りのものにする】ご機嫌な人は心に余裕がある。
機嫌が良い時。それだけで、ちょっとした子供の粗相や、旦那さんの失言くらいなら、笑って許してしまえる。
逆に、機嫌が悪い時。ちょっと肩がぶつかっただけでムカッとしたり、子供の笑い声さえもイラッと感じる…
そんな経験はないでしょうか。
人って、思ったよりも単純な生き物です。
ご機嫌さんで居れば、心に余裕があるので、大抵のことは許せるのです。
ただ、やはり人間、単純な生き物であるが故、周りの方の機嫌に引っ張られやすいんですよね…
特に、周りにいる不機嫌な人に、引っ張られてしまう傾向にあるのです。
なるべく、周りの人の機嫌に振り回されず、いつもご機嫌な自分で居られるための、手っ取り早い方法があります。
それは、自分の身の回りをお気に入りのものや色で満たす、という方法です。
いつも持ち歩くもの、いつも手に取るもの、適当に選んでいませんか…??
特にボールペン等の文房具などは、どこかでもらった景品をそのまま使っていたりすることもありますよね?
もちろん、書き心地などが気に入っているなら良いのですが、『これが好き!』と自分の意思でしっかり選んだものであれば、見るだけで嬉しくなったり、手に取るだけでテンション上がったりもしますよね。
こういった、『自分で自分の機嫌を取る』ことが、心に余裕を生むことにつながるのです。
ちなみに…
いつも持ち歩くものもないし、特に好きな色もない…
という方は、いつも目に入る場所に、1輪だけ生花を飾ることをオススメします。
花は、ふと視界に入ってくるだけで、せわしない心のスピードを緩め、とげとげしい思考をやんわりと包んでくれます。
イライラしそうな時でも、視界にふと花が入ると、それだけで思考がふと緩み、心の余裕が思い出せますよ。
【運動習慣をつける】体の健康は、心の健康にもつながり、心の余裕になる。
健康であること。これは、心の余裕を作る第1段階と言っても良いかもしれません。
残念ながら、私達は凡人です。聖人君子でも何でもありませんから、体調が悪いというだけで不機嫌になりやすいです。不機嫌は心の余裕を奪ってしまいます。
いつもにこやかで穏やかだった方が、病に倒れ、身体的に不自由な生活を強いられるようになってから、何かと怒りっぽく、気難しくなってしまった、なんていうことも少なくありません。
自己管理は健康管理から。心の余裕も、健康管理から。
散歩などの軽い運動習慣をつけ、身体の健康と心の健康を保つことで、心に余裕を作りましょう。
いかがでしたか?
最後まで読んでくださったあなたが、心に余裕のある豊かな毎日を過ごされることをお祈りします。
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